📝第2章代謝 第1節 代謝とエネルギー 第2節 呼吸と発酵①

 高校生物第二章代謝の穴埋め形式プリントの解説をスライドで行っています。

1  代謝とATP

A 代謝とエネルギーの出入り

生体内での化学反応全体を〔1 代謝 〕という。

・〔2 異化 〕…複雑な物質を単純な物質に分解する過程。

全体としてエネルギーを放出する反応。例 呼吸

・〔3 同化 〕…単純な物質から複雑な物質を合成する過程。

全体としてエネルギーを吸収する反応。例 光合成

B ATPの役割

・〔4 ATP 〕(アデノシン三リン酸)は,代謝におけるエネルギーのやりとりを仲立ちする。

・〔5 高エネルギーリン酸    〕結合(リン酸どうしの結合)が切れてATPが〔6 ADP 〕(アデノシン二リン酸)とリン酸に分解されるとき,エネルギーが放出される。

⇒このエネルギーがさまざまな生命活動に利用される。

 1  呼吸とは

呼吸は,酸素の存在下で,グルコースなどの有機物が二酸化炭素と水に分解される反応である。その過程で〔7 ATP 〕が合成される。

●ミトコンドリア

・呼吸にかかわる多くの酵素が含まれている。

・内外2枚の膜構造をもち,内膜は

〔8 クリステ 〕(ひだ)をつくる。

・内膜に囲まれた部分を

〔9 マトリックス  〕という。

・独自の〔10 DNA 〕をもつ。

 2  酸化還元の反応と呼吸

A 呼吸と燃焼

呼吸や燃焼では,〔11 酸素 〕を使って有機物が分解され,二酸化炭素と水が生じる。

・燃焼…反応が一度に進行する。生じたエネルギーの大部分は〔12 熱 〕と光になる。

・呼吸…反応が段階的に進む。エネルギーの一部が〔13 ATP 〕として取り出される。

B 電子を運ぶ分子-NADH

・〔14 NAD+ 〕とNADHは酸化還元反応を仲立ちする。

・NAD+…酸化型。他の物質から電子を受け取り,還元される際に〔15 水素 〕イオンと結合し,還元型のNADHになる。

・NADH…還元型。他の物質に電子を渡して還元し,自身は酸化型のNAD+にもどる。

・呼吸ではNAD+とNADH,FADと〔16 FADH2 〕が酸化還元反応を仲立ちする。

・光合成ではNADP+と〔17 NADPH 〕が酸化還元反応を仲立ちする。

酸化される 電子を

〔18  失う  〕 酸素を

〔19 受け取る 〕 水素を

〔20  失う  〕

還元される 電子を

〔21 受け取る 〕 酸素を

〔22  失う  〕 水素を

〔23 受け取る 〕

高校生物2022

2023年3月31日を持ちまして、更新を終了致します。 2023年4月1日から新しくホームページを開設します。 よろしくお願いいたします。

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